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【海外旅行】台湾の地下鉄

 台湾地下鉄は「台北捷運」と表記され、「台北MRT」とも呼ばれます。 台北捷運は1996年から順次建造されている地下鉄で、諸外国と異なり、 ホームは明るく、ホームドアもあり、改札はSuicaと同様にタッチするだけなど先進的です。



 

台北では地下鉄が主な交通手段

 台北市内の旅行の場合は、地下鉄が最もよく使う交通機関です。 台湾桃園国際空港から台湾の新幹線で「台北車站(台北駅)」に行きます。 そこからは地下鉄で市内を移動することになります。

 現地の言葉で「捷運」と書かれているのがMRT(地下鉄)です。 主要観光地は全て地下鉄で行けます。バスやタクシーを使う場面はないでしょう。

 台湾の地下鉄は路線によって色分けされており、よく使うのは赤色の淡水線青色の板南線です。 猫空ゴンドラに乗って指南宮へ行く場合は、茶色の文湖線に乗って「動物園」駅まで行きます。

 MRTを使いこなして台北市内を楽しみましょう。

 

台湾の地下鉄の料金

 台湾地下鉄料金はどれくらいでしょうか。 台湾の地下鉄は、乗車距離によって料金が決まっています。 5キロ以内なら20元(約55円)、5キロ~10キロなら25元(約70元)で、最大でも65元(約190円)しかかかりません。

 大阪市営地下鉄なら隣の駅へ行くだけで180円もしますから、台湾の地下鉄の安さがわかりますね。 しかし、いくら地下鉄が安いとはいっても何度も乗ればそれだけかかる料金は増えて行きます。 また毎回切符を購入するのも煩雑です。

 そこで、台湾のIC乗車券を使いましょう。

 

台湾地下鉄フリーパス

 台湾地下鉄にはフリーパスがあります。 日本のSuicaやPasumo等のIC乗車券と異なり、台湾のフリーパスは1回買えば、 期限内は乗り放題です。

 このMRT乗り放題券はTaipei Passと呼ばれており、 有効期間の間は地下鉄に乗り放題になります。外国人旅行客向けに作られたIC乗車券で、 Suicaと異なりチャージの必要はありません。

 Taipei Passは一度払ったらそれで終わりです。猫空ゴンドラは別料金ですが、 地下鉄はすべてTaipei Passで移動できますので、その他、移動でお金を払うことはありません。

主要各駅にあるこの窓口でTaipei Passを購入しましょう。 1日(160元)~3日(440元)券を選べます。 これさえあればMRTが乗り放題。 使い方はSuicaやICOCA同様、タッチするだけです。

 自動券売機は使い方が難しいので窓口で買うほうが無難です。

 台湾の地下鉄は転落防止柵が設置されていたり、車内アナウンスで次に止まる駅名が読み上げられたり、 車内電光掲示板に次に止まる駅名が表示される等便利です。

 一応駅構内、電車内は飲食禁止です。実際はスタバのドリンクを飲んでいる人が多いですが。 やはり同じ漢字文化圏な上、台湾で使われている繁体字は日本の漢字とよく似ており意味がわかりやすく、 駅名等も覚えやすいためMRTの利用は便利で簡単です。

 ちなみに路線バスもTaipei Passで乗れるようですが、 地下鉄が優秀なので路線バスに乗ることはまず、ないでしょう。

 

台湾の地下鉄の時刻表

 台湾地下鉄時刻表はありません。 しかし5分間隔で電車が来ますので、時刻表は必要ありません。

 始発と終電のみ時刻表が設定されており、インターネットで見ることができます。 朝は6時が始発であり、終電は0時です。日本の地下鉄と同じように、朝から晩まで使うことができます。 夜市に行って、地下鉄でホテルに帰るのも十分可能です。