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イタリア旅行のお土産

 イタリア旅行のお土産事情について解説します。 どんなものを買って帰るとよいでしょうか。



 

どんなお土産がある?

 イタリア旅行に来たからにはたくさんお土産を買って帰りたいところです。 クリアファイルが薄くて実用性もあって買いたかったのですが、 イタリアでは一切みかけませんでした。ポストカードが4枚で1ユーロ程度なので軽いお土産にいいかもしれません。

 少額のお土産にはポストカードやマグネット、キーホルダーがおすすめです。 マグネットやキーホルダーは1つ4ユーロ~7ユーロで販売されています。 同じ商品を扱っているお店がたくさんありますので、最安値のお店を見つけて購入しましょう。

 ちょっと高価なお土産として、ヴェネツィアのムラーノ島のガラス製品(ヴェネツィアングラス)や、 ブランド品のサングラスやネクタイ(100ユーロ前後)なども挙げられます。

 特にヴェネツィアングラスはイタリア旅行の定番のお土産ですね。 イタリア旅行の旅程には、ヴェネツィアを入れて、ヴァポレット(水上バス)でムラーノ島へ行き、 様々なガラス製品店を回りたいものですね。

 

イタリア旅行のお土産は露店や屋台で

 イタリアの観光地では、観光客向けに屋台や露店が立ち並んでいます。 ポストカードやキーホルダー、置物、マグネット等は露店、屋台で購入できます。 1つあたり4~7ユーロ程度で販売されており、安価です。

 ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアと地域ごとに商品のデザインが異なり、 ローマならコロッセオや、トレヴィの泉、パンテオン、ヴェネツィアならリアルト橋や水路を模ったお皿やキーホルダーといったように、 その地域のランドマークが描かれたお土産を購入できます。

 冷蔵庫に貼れる、名刺サイズのマグネットなども、「ローマに行ってきたよ!」「ヴェネツィアに行ってきたよ!」 とどこへ行ってきたのかわかりやすいですし、「こんなのどこにでも売ってるじゃん」とはなりにくいお土産ですね。 安いのでいくつも買えるため、いろんな人にお土産を配るなら屋台や露店で買うのがおすすめです。

 ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアではたくさんの屋台が並び、 カバンやネクタイ、ベルト、キーホルダー、マグネット、サングラス、帽子、Tシャツ、パーカー、置物など様々。 たくさん並んでいるところでは価格競争があり、店ごとに価格が異なるので安い店を探して歩き回るのも一興です。

 

店舗型お土産屋さん

 イタリアでのお土産は、屋台や露店で購入するのが安価で簡単で主流です。 しかし、屋台や露店だけでなく、店舗型のお店もあるのです。 やはり観光地ですから、わざわざ探さなくてもどこかへ行く途中にお土産屋さんを発見できることでしょう。

 道路を歩いているとたまに発見できるお土産屋さん。 特に安いということもなく普通な上にそんなに頻繁にはありません。 売っているものは屋台や露店とあまり変わりませんし、土地代、建物代がかかっているからか、安くありません。

 また店舗も小さいので品数も期待できません。 やはり店舗型お土産屋さんを探すより、露店の集中しているエリアに行って、 様々な露店を見て回り、最安値を探した方が楽しそうです。

 イタリアでコンビニに相当するお店として「Tabacchi(タバッキ)」があります。 要はタバコ屋さんなのですが、役割としてはコンビニです。 いろんな物を扱っており、切手などもタバッキで購入するようです。

 イタリアでは喫煙者が割と多く、タバッキもタバコ購入者でにぎわっています。 お土産としてタバコを買うなら、タバッキで買いましょう。 ただし日本のように番号で注文できるシステムではないので、商品のイタリア読みを事前に調べてから行きましょう。

 

イタリアのブランド店

 イタリア旅行といえば、高級ブランド品をお土産に買おうと思う方も多いでしょう。 イタリアの観光地には、ブランド街があります。ローマやフィレンツェ、ミラノには高級ブランドショップが立ち並ぶ通りがあり、 観光客でにぎわっています。

 グッチやプラダ、ルイ・ヴィトン、アルマーニなど、いろんなブランドショップが商店街をつくっています。 店舗の入り口にはサングラスをかけたゴツいドアマンがいて、ドアの開閉を手伝ってくれます。 なかなか入店には勇気がいりそうです。

 ブランドショップの店員さんは英語が話せます。 アジア系の店員さんも雇っている場合があり、たいてい中国語が話せる人です。 日本語が話せる店員さんはめったにいませんが、ときどきいるそうです。

 商品に勝手に手を触れてはいけません。商品をしばらく見ていると担当の店員さんが付きます。 担当が付くまではおとなしく待っていましょう。どんな財布がいいか、どんなバッグがいいか質問してくれますので、 答えると商品を見せてくれます。

 ブランドショップの商品には値札がなく、店員さんに聞くまで値段はわかりません。 ブランドショップはそもそも値段より質を重視するお客を相手にした商売ですので、 商品にプライスカードなど、普通はつけないのです。

 では予算に限りがあるときどのようにしてブランド品を買えばいいかと言うと、 店内にある商品の値段を聞きまくるのはマナー違反です。 担当の店員さんに予算を聞かれるので、予算を言うとその範囲内で商品を紹介してくれます。

 サングラスなどの軽めのブランド品は、アパレルショップでも販売されています。 ブランドショップで買うと非常に高額で、サングラスですら200~300ユーロします。 しかしアパレルショップの場合は100~200ユーロの、お手頃とは言い難いですが安めの商品も販売されています。

 ちなみにフィレンツェのブランドショップはほとんど女性用のものしか置いていません。 男性ならローマかミラノで購入しましょう。一方で女性向けのブランド品は、 どの地域のブランドショップでも取り扱われています。

 

イタリアのサングラス

 イタリアではサングラスをかけている人が多いです。 というのもイタリアは日差しが強く、特にヴェネツィアでは太陽が水に反射して肌が焼けます。 紫外線のことも考慮して、できればサングラスをかけて歩きたいものです。

 日本と異なりサングラスは一般的なファッションで、ブランドショップやメガネ屋さんだけでなく、 サングラス専門店があるほどです。屋台や露店などで10ユーロ程度で売られている場合もあります。

 私もヴェネツィア用として、自分のお土産用としてサングラスを購入しました。 ブランド品だと100~200ユーロ程度です。私はサングラス専門店でEMPORIO ARMANIのサングラス(125ユーロ)を購入しました。

アルマーニのサングラス

 日本に帰国するとなかなかサングラスをかける機会がありませんが、 思い出になります。部屋に飾るなどして、次の旅行の機会を待ちましょう。

 

ヴェネツィアングラス

 ヴェネツィアのガラスは有名ですが、本当にきれいです。 ヴェネツィアの本島でもガラス製品を購入できますが、ヴェネツィアングラスの本場はムラーノ島です。 ヴァポレット(水上バス)でムラーノ島へ行き、ヴェネツィアングラスを堪能しましょう。

 あらゆるガラス製品が店頭に置いてあり、バッグなどが当たって倒してしまわないように注意しましょう。 かなり高額な商品も多数揃っている一方で、ガラス小物や雑貨も置いてあり、価格帯は広いです。 高いものだと2000ユーロ(20万円)、安いものだと10ユーロからあります。

 ヴェネツィアングラスで特筆すべきところは、模様です。 カラフルなガラスに模様が入っており、いっそう美しさを際立てるのですが、 この模様、外から色を塗っているのではありません。

 模様は外から塗っているのではなくガラスの中に細工されているのです。 ですので塗装がハゲるという心配はありません。

 しかしあまり安いガラス製品だと、外から塗装しているものもあります。 注意深く観察し、外からの塗装なのか、中に細工されているのか見極めましょう。

 軽くて硬く、店員さんが「ぶつけても割れないんだよ」と実演してくれました。 安いものだとキャンディーの形をしたガラス小物6個で10ユーロ、ワイングラス20ユーロ程度です。

 またガラスショップの立ち並ぶ通りの反対側は水路になっており、水も非常にきれいです。 ガラス製品を購入するつもりがなくても、美しい景色は必見です。 ムラーノ島には行っておきたいものですね。