【海外旅行】イタリア旅行の予算
イタリア旅行ではどれくらいの予算をみておくべきか、解説します。 持っていく服やキャリーバッグ等は除いて、どんな費用がかかるのかを見ていきます。
私の経験ですが、すべてを旅行代理店に任せにすると高くつきます。 飛行機のチケットとトレニタリア（イタリアの新幹線）のみ旅行代理店に依頼し、 あとは自分で手配するのが良いでしょう。
そして毎日レストランというのも予算が増大します。 ときどきスーパーの惣菜で済ませる、昼食を質素にする、ジュースをやめて水にするなど、 ある程度の節約も必要です。
イタリア行き飛行機代
イタリア行きの飛行機はどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
卒業旅行など2月～3月の間はエミレイツ航空で往復8万円～9万円です。 トランジットを除いても合計17時間くらい飛行機で過ごすため、 LCCなど低価格を求めると非常に疲れてしまいます。 エミレイツ航空など、そこそこサービスの良い飛行機をおすすめします。
大学生の卒業旅行などでは、2～3月という人気のない時期に行くことで飛行機代を安く済ませることができます。 時間の余裕がある人は、なるべく旅行シーズンを避け、皆が旅行に行かない時期に旅行に行きましょう。 そうすることで飛行機代も安くなります。
また、飛行機のチケットは旅行代理店で予約したほうが安くなります。 飛行機のチケットは必ず旅行代理店を通して買うようにしましょう。
宿泊費
イタリアでの宿泊費はどれくらいかかるのでしょうか。 イタリアのホテルは、日本のホテルに比べてかなり安いです。 ホテルはbooking.com等を使って、自分で予約するのが良いでしょう。
どんなホテルを選ぶかにもよりますが、男3人で3人部屋をbooking.comで予約し、 1泊あたり20～30ユーロかかりました。これとは別に宿泊税が1人あたり1～2ユーロほどかかります。
日本ではカプセルホテルに泊まるのがやっとの値段で、ちゃんとしたホテルに泊まれるのです。
交通費
イタリアの公共交通機関は、日本のように1回乗るたびに1枚の切符、という仕組みではありません。 30分有効なチケットから、最長1週間有効なチケットまであります。 バスや地下鉄、水上バスを利用する場合、3日券で20ユーロほどを見積もりましょう。
ローマではバスと地下鉄は共通チケットになっており、1枚のチケットで済みます。 ヴェネツィアのヴァポレットも、29歳以下ならローリングヴェニスカードを買うことで、 3日券を18ユーロで購入することができます。
ローリングヴェニスカードは、予め知っていないと存在すら知らないままになってしまいます。 これなしに3日券を購入すると、日によっては40ユーロもかかってしまいます。 ヴァポレットに安く乗る方法は、ヴァポレットで説明しています。
食費
朝食はコーヒーと菓子パン１つがポピュラーで、それに従うと仮定します。 昼食はピザ1枚でもお腹いっぱいになるほどボリュームがありますので、1品食べると仮定します。 夕食はワインや前菜などを注文して少し贅沢すると仮定します。
朝食：5ユーロ、昼食：10ユーロ、夕食：20ユーロとなります。 （昼食にドリンク代をつけると15ユーロほどになります。夕食も贅沢しなければ10ユーロ程度で済みます） 食費は40ユーロ程度見積もりましょう。
毎日夕食が高くて持たないという場合は、スーパーの惣菜コーナーで食糧を調達しましょう。 なかなか安く上がり、3人で割ると1人7ユーロ程度で済んだりします。 私は惣菜のラザニアが大変気に入りました。
諸雑費
突然の雨で傘を買った：スーパーで5ユーロ
のどが渇いたので飲み物を買った：ジュースは80セント、水は20～30セント
美術館等の入館料：安くて小さいところは5ユーロ。有名な美術館などは15ユーロ。
駅のトイレ（必ず有料）を使った：1回2ユーロ。（なるべくトイレを無料で使えるレストランなどで済ませたいところ）
イタリア旅行の予算まとめ
飛行機代：9万円
トレニタリア（イタリアの新幹線）代：3回乗って2万円弱
（交通費はHISなど旅行代理店を通じて事前に日本円で払うことになります）
（トレニタリアのチケットを現地で発行するのは難しく、ほぼ満席になるので、日本で予約しておくことをおすすめします）
宿泊費：25ユーロ（以下1日あたり換算）
交通費：7ユーロ
食費：40ユーロ
その他：25ユーロ
ユーロ計：100ユーロ
しかし、予約したホテルの位置によっては荷物を置きに行くついでにトイレも済ませられますし、 食費はスーパーの惣菜を活用することで抑えられます。
私の場合、1ユーロ130円前後のころでしたが、9泊12日の旅行でコミコミで25万円ほどかかりました。 宿泊費はクレジットカードで支払う場合も多いですが、念のため、1日最低100ユーロ程度の現金は持っておくべきです。