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【海外旅行】飛行機の手配

 飛行機手配は、旅行会社を通じて行うのが最も安いです。 ホテルや美術館、博物館の予約と異なり、飛行機の手配は旅行会社が一括して行うため、 かなりの割引が適用されるのです。

 そのため自分で飛行機を手配するより、旅行会社、例えばJTBやHISに依頼して航空券を取ってきてもらうのがおすすめです。

 飛行機の手配を依頼する場合も、航空会社を自分で選ぶことができます。 たいていの人はANAやJALなど日本の航空会社を使うのですが、 やはり日本の飛行機高いです。

 そこで、イタリアへ行った経験から安い航空会社を紹介します。



 

おすすめ航空会社

 遠くへ行く場合、費用とサービスを考慮すると「Emirates(エミレイツ)」等中東系の航空会社の評価が高いです。 私はイタリアへ行く際、エミレイツ航空で行きました。 イタリアまで往復9万円で行けて、サービスも良かったです。エミレイツはおすすめ航空会社です。

 機内食はがっつり出ますしワインやビール(2,3種類)、ソフトドリンク(オレンジ、パイン、アップル、コカコーラ、ペプシコーラ、ミネラルウォーター等)もあります。 食後はコーヒー、紅茶、緑茶もあります。カップめんはいつでも注文できます。柑橘系のにおい付きおしぼりも出ます。 エコノミークラスでもまぁまぁ眠れます。映画やゲーム等暇つぶしもできます。

 エミレイツの場合はドバイを経由しますが、さすがアラブ首長国連邦、豪華な空港です。 空港のそこらじゅうにある時計はすべてロレックスで、空港内は緑が豊かで、きれいでした。

 乗り換えで時間が空きます(トランジット)が、免税エリアはとても広く、全部まわろうと思うと時間が足りないレベルです。 ドバイですが、英語で買い物ができますし、案内表示も英語が併記されています。 外国人旅行客にやさしい設計です。

 ちなみにドバイではユーロも紙幣なら使えますが、お釣りは現地通貨で返ってきます。 スタバを利用するときや、飛行機用の飲み物、お菓子を買う場合でもクレジットカードが便利でしょう。 他の旅行客もみんな買い物にはクレジットカードを使っていました。

 また飛行機内は禁煙ですが、空港の免税エリアには喫煙所があります。 たばこやライターは持っているとよいでしょう。受託手荷物は最終目的地まで受け取ることができません。

 

LCC(格安航空)のフライト

 LCCはサービスをカットして格安で飛行機に乗れるサービスです。 LCCでのフライトはANAやJALの半額以下で乗れます。交通費を安く済ませるにはこれ以上ない選択肢でしょう。

 しかし、LCCは非常に疲れます。 台湾や韓国、中国等、近場の場合は「Peach」等のLCC(格安航空会社)を使えばいいのですが、 機内で何時間も過ごすようならばLCCはやめたほうがいいです。

 LCCは非常に安価ですが、受託手荷物の重量制限が厳しかったり機内食が別料金だったりもありますが、 問題ななんと言っても座席の狭さです。男性だと前のポケットに物を入れられないレベルで足のスペースがありません。 またリクライニングは使用不可と思ったほうがいいです。うたた寝程度の睡眠しかとれません。

 この姿勢で長時間座っているとエコノミー症候群になりかねませんし、 目的地に到着した時点で相当疲れています。そんな状態では旅行を楽しめませんね。

 私は台湾に行くとき、LCCのフライトを使いました。 確かに2~3万円で台湾へ行けるので、非常に安かったです。が、非常に疲れました。 たった3時間の旅でしたが、座席が非常に狭く、足はつっかえてしまいます。

 台湾より遠い地域に行く場合は、多少お金を払ってでもLCCは回避するべきでしょう。

 

飛行機と荷物

 海外旅行飛行機に搭乗する際に荷物について注意が必要です。

 大学生になって初めて国際線の飛行機に乗る人も多いかと思います。 国内線の場合は、搭乗手続きをして、手荷物検査をして、そのまま飛行機に搭乗です。

 しかし国際線ではいくつか異なる点があります。まず、国際線の場合は荷物も多いので、キャリーバッグ等を預けることになります。 これを「受託手荷物」と言います。搭乗手続きの際に受託手荷物を預け、それから出国審査です。

 出国審査はパスポートを見せるだけです。簡単な手続きではありますが、 国内線にはない手続きです。パスポートは必ず手に持って、すぐに出せるようにしておきましょう。 間違ってもキャリーバッグの中に入れてはいけません。

 飛行機に持ち込める荷物には制限があります。 「飛行機に持ち込む荷物」には2種類あります。「機内に持ち込む荷物」と「受託手荷物」です。

 「機内に持ち込む荷物」とはハンドバッグ等客席まで持ち込むものをいいます。 液体は機内に持ち込むことができないとありますが、出国審査を終えて免税エリアで購入した液体物に関してはOKです。

 「機内に持ち込む荷物」に、オイルや殺虫剤、スプレー缶などを入れておくのは禁止されています。 またペットボトル等の飲み物も、手荷物検査前に捨てておく必要があります。

 「機内に持ち込む荷物」は制限が厳しく、ハサミやカッターを含めたあらゆる刃物が持ち込み禁止です。 鉄砲や特殊警棒の他、バットやバトン、マッサージ棒など、他人を攻撃できる物客席への持ち込みが禁止されています。 機内で必要な物以外はキャリーバッグにしまっておきましょう

 「受託手荷物」とはスーツケース、キャリーバッグ等搭乗前に預けるものをいいます。

 刃物は受託手荷物(キャリーバッグ)には入れておくことができます。 ハサミやカッターも受託手荷物の中なら、持ち込めるのです。 驚くことにボウガンや弓矢すら、キャリーバッグには入れていても大丈夫なのです。

 空港外でお土産にワイン等飲み物を購入した場合はスーツケース等に入れておけばOKです。 ただしライター用オイルはハンドバッグでもスーツケースでも不可です。 ライターはハンドバッグに入れて客席に持ち込む場合に限り1個だけ持っていけます。

 ライターやマッチなど、喫煙用の着火具は「機内に持ち込む荷物」、「受託手荷物」合わせて1つだけ持ち込むことが可能です。 ライターを持ち込むならマッチは不可で、マッチを持ち込むならライターは不可です。 ライター2個も不可ですので、お土産にライターを買うつもりなら、持っていくライターは捨ててもかまわないものにしましょう。 でないと大事なライターを捨てる羽目になります。

 また、搭乗手続きの後も出発ロビーに喫煙所がありますので、ライター等はキャリーバッグには入れず、 客席まで持ち込む荷物に入れておきましょう。

 受託手荷物は乱暴に扱われます。ガラス等のワレモノは緩衝材で包む、服やタオルで包む等して自己防衛しなければなりません。

 

飛行機での過ごし方

 飛行機での過ごし方を紹介します。 飛行機では7時間~14時間ほど過ごすことになります。 疲れ切った状態で飛行機に乗っても、フライトの時間中ずっと寝て過ごすのは無理でしょう。

 私も飛行機ではずっと寝ていようと思い、前日に徹夜をしてそのまま寝ずに飛行機に乗りましたが、 せいぜい3時間ほどしか眠れませんでした。そこで、起きている間、何をしていたかを紹介します。

 私の場合はエミレイツ航空だったのですが、映画を視聴することができました。 日本語の映画も用意されていますし、英語版でも日本語字幕の出る映画もあります。 私は延々と映画を観ていました。

 映画の他に、ゲームもあります。PSPのようなコントローラーがついており、 これでミニゲームができるのです。意外と時間をつぶせます。

 その他には、iPodやウォークマンを持ち込んで音楽を聴いたり、 本を持ち込んで読書をしたり、DSやPSPを持ち込んでゲームをするという手段もあります。 あまり身動きはとれませんので、身体を動かすようなゲームはできませんが。

 気になるのは電池です。ゲームやiPod等で遊ぶにも、電池がなくなればおしまいです。 しかし、エミレイツクラスの飛行機では、コンセントがついていたり、 USBの差込口があります。

 私はウォークマンにUSBを接続して、飛行機で充電しながらウォークマンで遊んでいました。 USB充電器や、コンセントに挿す充電器も持ち込んでおくと便利でしょう。